いつもご利用いただいているお客様のハチロクですが前回測定したときにキャンバーの左右差が大きくあり、調べてみたところキングピンの歪みが発覚しました。
キングピンが歪んでいるとキャンバーもですがキャスターなどにも大きく影響を及ぼし、ハンドリングで右コーナー、左コーナーでのフィーリングが違ってしまいます。もちろん直進状態でも影響します。
それとテンションロッドのブッシュ、これもだいぶ痛んでいました。このブッシュは走行時、かなり負荷がかかる部分なのでリフレッシュをオススメしました。
サーキットを主に走行される車両なのでこれらは走っててかなり違和感を感じるはずです。
というわけで昨年末に車高調とテンションロッドのブッシュを交換されたので再度アライメントを調整させていただきました。
アライメントを調整する前に一度車高バランスを確認。
以前の車高バランスをとりあえずの基準としました。車高バランスはサーキットを走ってみて良いところを探るのでまずは以前と同じにセット。
ちなみに組まれた車高調はZSS。ドリフトで有名なメーカーですね。スプリングレートは前回のレートと同じです。
車高を調整後、アライメント調整に入ります。
SAI(ステアリング軸傾斜)が所謂キングピン確認と言われる部分ですが左右キレイに揃っています。
ピロアッパーの位置は左右同じでキャンバーの左右差も無し!ちなみに前回は40分くらいの左右差がありました。
そしてテンションロッドでキャスターとセットバック、ホイールベースを確認しながら調整。ここは前回よりなるべく楽にハンドルを切れるよう少しセットを変えて調整。
あとはトーを以前と同じにセットし、測定・調整・試乗を繰り返し、最後にお客様に乗っていただきました。
やはり激変したようでかなり良くなったみたいです
あとはサーキットを走ってみてセットを出していくようになるのでとりあえずこれで乗っていただき、後々微調整していきたいと思います
ご利用ありがとうございました
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